リースリングが大好きなんです!!

2016年6月30日

リースリングが大好きなみなさまへ

飛び回っていた5月が終わり、6月は久しぶりにじっくりとお客様を訪問する機会が増えました。汗をぬぐいながらお客様を訪問するこの時期、そう、もうすぐ夏到来ですね。

夏といえば RIESLING!!

みなさまのお陰で「リースリングフェロー」を襲名したこともあり、今年は個人的にも

ヘレンベルガー・ホーフとしてもリースリングにより力を入れる夏にしようと
思っています。

みなさんにはもうご案内済みですが、私の創設したリースリングの振興協会「リースリング・リング」主催のグラスキャンペーン、「Summer of Riesling」が7月1日からスタートします。今年はおかげさまで昨年の206店舗をしのぐ勢いで、開始前からもう150店舗近くのお申込みをいただいております。

今年はHPもスマホ対応になり、よりお申込みが簡単になりました。

 
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大写しにしているこのリースリング・リングのロゴですが、
実はいろいろな思いを込めています。

まずこのデザインはリースリングのぶどうの断面図になっています。
種の部分をイニシャルであるRRとしていますがこの形にも意味があります。
私とともにリースリング・リングの創設メンバーであり、現会長の有坂芙美子さんの言葉、
「私たちにはお金はないけど、知恵は無限。ワイン産業は知恵産業」にちなんで知恵の輪になっています。

ドイツだけでなく世界的な人気を誇るこの品種を幅広く楽しんでもらうために
輪っかの形にし、ビタミンカラーで酸味を表現しました。
リースリング・リングは私が名づけ親でもあるのですが、
世界中が輪になり、国境や業界などあらゆる壁を乗り越えて
活動しようという意志を表しています。

今年で8回目になるこのキャンペーンですが、飲食店様には集客ツールとしてスタンプラリー用紙を
100枚ご用意しています。開催期間である7月~9月までに3店舗もしくは同じ店3回訪問してリースリングを頼んでスタンプ
もしくはサインをもらったお客様には抽選で100名のお客様にリースリング(3000円相当)を1本プレゼントいたします。
席数の限られたお店様でもリースリングを頼んでいただいた方にすぐにこのスタンプラリーをお渡しし、多くの方がワインをゲットして喜びの報告をしに来たという声をよく伺いました。みなさんもぜひご活用くださいませ。

お申込みはいたって簡単↓

http://www.rieslingring.com/sor2016.html

さらに7月4日には東京パレスホテルにてWine of Germanyさん主催の試飲会「Riesling & Co」が開催されます。弊社も20アイテムのワインを展示。私ももちろん立っています。詳細は以下の通り。試飲会参加にはお申込みが必要ですのでまだの方はぜひご参加くださいませ。(セミナーは満席です)

http://www.winesofgermany.jp/contents/2016/wine_seminar_riesling_and_co/

さらにさらにリースリング王子は全国どこにでもリースリングのためなら
出張します!! うれしいことにすでにもういくつものイベント予定がございます。

「白ワインだけなんてイベントが成立しない」

「お客様を集める自信がない」

「何が何だかわからない」

などなど、まだリースリングでイベントをしたことのないお客様はいろいろと
不安なことがあるかと思いますが、大丈夫です!!
私とおいしいリースリングがあれば試飲会、セミナー、ディナーなんでも成立します。
これをみて、こんなイベントやりたい!!等ご希望があればぜひご一報くださいませ。

今年は昨年以上に 蒸し暑い日本の夏を爽やかなリースリング一色に染めましょう!!

それではみなさま、ご連絡お待ちしております。

山野 高弘

あらたな称号を頂きました!

2016年5月29日

「新たな称号をいただきました!」

2009年より日本での活動が休止していたドイツワインの広報団体、ドイツワイン基金さん。名前も「Wines of Germany」と改め、今年から日本での活動を再開しました。六本木のメルセデス・ベンツの販売店にてワインのPRをさせていただいたり、新しいキャンペーンを7月から開始してくれたりと早速様々な活動を行っていただいてありがたい限りです。

そんなWine of Germanyさんから実は1月に素敵な案内をいただいておりました。
英文の呪文のようなメールを読み解くと「ヘレンベルガー・ホーフをアジア初のRiesling Fellowに任命する」とのこと。なんのこっちゃ??という感じで半信半疑でRiesing FellowのHPを見てびっくり。

驚きの内容は以下の通り↓
http://www.winesofgermany.co.uk/riesling-fellowship/

現在なんと全世界に11人しかおらず、しかもそのメンバーたるやあのジャンシス・ロビンソンさんやヒュー・ジョンソンさん、スチュアート・ピゴットさんなどまさにリースリングにとってはレジェンド戦士しか並んでいないではありませんか。

2016年にWine of Germanyさんにて、香港ヴィネスポ開催に際し、新たにアジアからドイツのリースリングに多大な貢献をした「Riesling Fellow」が5名選出されました。

 日本からはワインジャーナリストの田中克之さんと私たちヘレンベルガー・ホーフより弊社会長(私の父です)山野 寿と私が選ばれました。

 授賞式はヴィネスポ会場近くのルネッサンスホテルにて5月25日19時から開宴。100名を超える参加者が集まり、香港の夜景を背景にしたとっても素敵な会でした。

英語にて弊社の歴史が会場で丁寧に解説されている間、今までお世話になった様々な方への感謝の気持ちが自然と満ち溢れてきました。思えばドイツに何も知らずに2001年から3年間滞在し、日本に戻ってきて以来、様々な活動を行ってきましたが、このような栄誉ある賞をいただけるのは今まで支えていただいた皆様のおかげです。数えきれないほどの良縁とお客様に恵まれてのことです。本当にありがとうございます。

本日より「Riesling Fellow」を襲名したからにはさらに熱い思いを持ってこのブドウ品種を応援していきたいと思います。

 受賞に合わせたわけではないのですが、日本にもどってすぐの5月30日には沖縄のソムリエ協会さんの例会セミナーにて「世界のリースリング」と題して講演をさせていただきます。おかげさまで50名満席で現在座席を増設中とのこと。
https://www.sommelier.jp/event/view/okinawa20160530_r3

さらには今年7月から9月まではRiesling Ring主催のグラスキャンペーン、「Summer of Riesling」を開催いたします。もうまもなくHPも仕上がり次第ご案内を差し上げますのでどしどしお申込みくださいませ。

ということで今年の夏は例年よりもさらに熱く涼しいブドウ品種リースリングを日本でもっと楽しんでもらうべく活動をいただいます。みなさまにまたお会いできるのを楽しみにしております!!

山野 高弘

ほぼ月刊 社長通信!

[連載第7回 2016年 1月号]
ドイツワインを愛するみなさまへ

この記事を投稿している1月21日は、二四節気でいう「大寒」。
一年で一番寒い季節ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

何はなくともまず以下のページをご覧ください。
https://www.meininger.de/de/meiningers-weinwelt/meiningers-rotweinpreis-die-sieger-im-portrait

なんと我らがユリアン フーバーさん、雑誌の表紙になっています!
記事にもとってもかっこいい写真が!!!
前から男前やとは思っていましたがまさかこんなに取り上げられるとは。

表紙

しかし重要なのはその記事内容!

1903年創設の歴史あるワイン出版会社、マイニンガーの名を冠した
「マイニンガース ワインコンテスト」において、写真のユリアンさんの
シュペートブルグンダーが最優秀賞を受賞!

その栄誉を祝して、ドイツで最も権威あるワイン雑誌の一つである
「weinwelt (ヴァインヴェルト ワインの世界の意)」の表紙を
ユリアン・フーバーさんが飾ったのです(^0^)

シュペートブルグンダー アルテレーベン 2013

赤ワインの賞は6カテゴリーあり、
全部で1,125種類のワインが出品されました。

そのうちの[カテゴリー1:シュペートブルグンダー]は
全体の約半分の533種類が出品されています。

最終審査に残ったのは20種!20種のうち選考者が、
それぞれ6つの好きなワインを選び、
その結果からさらに6種に絞られました。

その中でも突出して評価の高かった
「2013年 シュペートブルグンダー アルテレーベン」
がほぼ全員一致で最優秀賞に選ばれました!

以下記事より、ユリアンさんのインタビューを抜粋して紹介します。

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Weingut Huber

[インタビューアー]
お父さんのがん告知後ガイゼンハイム醸造大学と故郷とを往復
(車で3時間ほど)しながら世代交代に備えるのは
並大抵の苦労ではなかったのでは?

[ユリアンさん]
2012年の父へのがん告知後、2年間父とともに働くことができました。
今から思えば神様からのプレゼントのような時間でした。

この2年間で醸造所におけるすべてのことに、父とともにレールが敷けた。
すべてのことに関して深く話し合い、すべての工程を2人一緒にこなした。
この期間は未来を引き継ぐことだけでなく、時間をもう一度共有することができた
貴重な経験だった。

父の死後はみんなが支えてくれた。それぞれが仕事に対して
深く個人的な思い入れを持った、100%信頼できるチームです。

[インタビューアー]
今後の醸造所の方向性について。畑の所有面積は縮小傾向のようですね?

[ユリアンさん]
将来的にも当然品質に重きを置いた醸造所でありたい。
規模を拡大することはもうない。

Weingut Huber

[インタビューアー]
お父さんと何か違いを打ち出すことは?

[ユリアンさん]
シュペートブルグンダーには100%満足していて、父と何も変えることなく
そのまま引き継いでいこうと思っています。

シャルドネに関しては少し変えます(キラーン☆と目を輝かせて)
父と同様に思い入れが強いぶどう品種であるが、
先代の木樽のトーンと果実味が分厚い作調からの脱却を図っています。

少し早めに収穫、木樽のタッチを弱めることで繊細で
エレガントな酸と果実味が楽しめるものにしたい!!
ゼクトもシャルドネのものを私の代から新しく作りました。

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以上が記事の抜粋です。

 ユ~リ~ア~ン!!か っ こ い い !!

と言うことで、記事に出ていたワインを少し紹介させて下さい。

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Spaetburgunder Alte Reben 2011 
シュペートブルグンダー アルテ レーベン (本体価格 10,000円)

記事に出ていたワインとはヴィンテージが違いますが、
これからも変わらぬフーバーさんの優良区画の
古木(ドイツ語でアルテ・レーベン)を使用したピノ・ノワール。
故ベルハルト・フーバーさんの遺志が詰まった渾身の一本。

Chardonnay 2012  シャルドネ (本体価格 8,000円)

12年からユリアンさんは醸造所で働いており、
まさに記事にある通りの方向転換の年。
親子合作の新しいスタイルのフーバー シャルドネ!
実はドイツ語系雑誌Vinumでも、シャルドネの
最優秀賞を受賞しています!

Blanc de blanc Sekt brut nature 2008
ブラン・ド・ブラン ゼクト ブリュット ナトゥア (本体価格 7,000円)

ユリアンさんの希望で、2008年ヴィンテージから
初リリースされたシャルドネ100%のブラン・ド・ブラン。
瓶内熟成6年。ドザージュは使用していません。

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最後にこちらの写真を見て下さい!

Weingut Huber
[息子のことをインタビュー中、誇らしく見ていた母バルバラさん]

[バルベラさん]
息子には独自のビジョンがあって頼もしく思っています。

[ユリアンさん]
母が唯一私に対して不満なのはこのひげ。
「いつか剃ってやる」と言われています(笑) 

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私も言いたい、「早くひげを剃れ、ユリアン!!」

今回も長い文章を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
本年も引き続き、よろしくお願い致します。